カタカナ語・和製英語は要注意。

2015.4.30

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ピカピカの1年生♪が背負っている

「ランドセル」

英語で何と言うか、
みなさんご存知ですか?

そもそも「ランドセル」って何語なのでしょう?

正解は、オランダ語!

背負いカバンを意味する言葉
「ransel(ランセル)」が訛って、
日本ではランドセルと
呼ばれるようになったそうです。

幕末時代に兵士の背嚢(皮や布で作った、背中に負うかばん)
として使われたことがルーツとされています。

オランダ語であることを知らずに、
英語かな?なんて思ってしまうと、

Round Cell(まるいセル、区画)?

なんて考えてしまうのですが、
元々が英語ではないので通じません!

ranselで発音すればオランダ語として、
伝わる人には伝わります。

でも、英語ではどのように伝えればいいのでしょう?

「学生カバン」という意味で、

・school bag
・book bag
・satchel

と言ったり、

背中に負うバッグと言う意味では、

・backpack
・(イギリス英語で)rucksack

と言ったりします。

しかし残念なことに、
日本の「ランドセル」をそのまま表現する英語は無く、
どういったものかを説明するには、
ランドセルの特徴を英語で説明する必要があります。

ランドセルは、

”Only In Japan”

日本独自のものなんですね。

海外の方へ、どのように説明すればいいのか?

英語でとてもわかりやすく
説明されたサイトがあったので、
ご紹介しておきます。

https://www.japantravelinfo.com/blog/randoseru-japans-ubiquitous-backpack/

「ランドセル」のように、
カタカナ表記で外国語のような感じであっても、
日本でしか通じない言葉、

いわゆる、
カタカナ語や和製英語は、
私たちの身近なところにたくさん潜んでいます。

「サラリーマン」は、salary manではなく、office worker

「タレント」は、celebrity

「ベテラン」は、expert

「パン」は、bread

「フライドポテト」は、french fries イギリスではchips

「シュークリーム」は、cream puff

「アイスコーヒー」は、iced coffee

「ココア」は、hot chocolate

…などなど。

まだまだ他にもありますよ♪

カタカナをそのまま英語にはできても、
意味が違うものがほとんどです。

シュークリームのように、
そのまま英語にしてしまうと、

shoe cream「靴に塗る、靴磨きのクリーム」

といった感じで、
全く違うものになってしまうものありますので
注意が必要ですね!

カタカナが出て来た時、

「それはそのまま英語にできるのか?」
「それとも、言い換えが必要なのか?」

普段から考えるクセをつけておけると良いですよね!

 

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